日本猫結はんのFIP闘病記

10ヶ月齢でFIPを発症した日本猫結はんの闘病記です。

虹の橋を渡りました🌈【2019.6.25】

ご飯をまったく食べなくなってから2日目の6.24

私は一日中安楽死をするかどうか考えて悩んだ挙句決めれませんでした。

24日は顔が上がってて朝だけ少し元気そうで余計決めれませんでした。

24日から25日にかけてはまた辛そうな結はんで、たまに寝落ちしてしまいましたが、基本的には目を離さずにずっと見ていました。

排尿が自力でできなくなっていたので5時間ごとに圧迫排尿させていました。

 

25日の朝からはもっとしんどくなってしまい、ヨロヨロでバタバタ倒れながら一生懸命移動しようと歩いていて。

でも抱っこしたらゴロゴロ言ってくれるもんやから、もう今日安楽死しようって決めれたのは15時ごろでした。

16時から病院開くからとしばらくタオルにくるんで抱っこしていて、さぁ行こうと思って立ち上がった瞬間に発作が起きました。

予想はしてたけどすごい暴れっぷりで、ニャーって鳴いて本当に辛そうで。そのまま亡くなりました。

その直後はなんでもっと早く安楽死する決断が出来なかったんやろうってすごく後悔しました。

 

でもいつも家族を亡くされた飼い主様に話すことを思い出した。

「動物は死ぬ場所やタイミングを選びます。見られたくなかったら隠れたり誰もいない時に死ぬし、見送られたかったらみんなが居るときに死ぬし。亡くなった時はどの選択肢を選んでいても、どれだけそれが最善だと思っていても後悔します。でもそれが飼い主さんの選択なら絶対納得してくれてるはずです。」

 

私が安楽死という苦渋の決断をしたタイミングで死ぬことを選んだ結はんは、やっぱり私に辛い思いをさせたくなかったんだと思います。

安楽死をすることで私がずっと後悔したり、本当にそれで良かったのか悩んだりすることを避けてくれたんじゃないかと思います。

 

そう分かっていてもやっぱり後悔はしますが、思う存分後悔して泣いて悲しんで自分で自分を立て直すしか無いですね、、

なんで私がとかなんでこの子がって一生思うけれど、この子が10ヶ月という短い人生の相棒に私を選んでくれたことを本当に感謝しています。

本当にありがとう、結はん。

 

 f:id:cestgenant22:20190626083502j:plain

急にガクッときました。。【2019.6.19〜6.23】

6.19から結構ガクッと状態悪くなってきました😭

カリカリは全く食べないし、ちゅーるは1日1本食べたら良い方。カニもエビも食べない…。

から始まり、今ではちゅーるも1日で1/3本食べるぐらい。

水は飲んでるけど後肢麻痺がひどくてバタバタ倒れながら移動するようになりました😭

そのせいでほとんど歩かなくなりました。

そのくせ投薬とかぺット用ポカリ的なやつを飲ませるのを嫌がるのだけは本気。笑

しんどいならすんなり受け入れて欲しい。笑

6/20に検査に行って数値を見たら、正直『よく生きてるな!』っていう数値でした。貧血と黄疸がひどい。

腎臓の肉芽腫も進んでいて、4.5cmから6.5cmに…

もう満身創痍です。

どうしよう…食べ物を全く食べなくなったら安楽死も考えていたので今が決断するタイミングかもしれません。

ステロイドも増量したけど効いてなさそうで、熱も出るし腎臓の痛みも相当なもんだろうと思う。

その状態で生きているのはどれだけ辛いだろうか…

そんなことを思いながら早3日が過ぎてしまいました。

まだちゅーるはちょっと食べる。

8月が誕生日なので1ヶ月ぐらい早いですが、誕生日ケーキを買ってあげました🍰

もちろん食べませんでしたが自己満足です…。゚(゚´ω`゚)゚。

f:id:cestgenant22:20190623201837j:plain

ペットの手作り食には決定的に脂質が足りていない【2019.6.18】

前回も書いたように、猫のフードはほぼほぼ食べていない結はん。

カニとエビがほぼ主食になっています(笑)

猫って肉食なんで、タンパク質をしっかり取れていれば基本的に最低限の生命の維持はできるはずなんですね。

腎臓病とか尿石の予防とか病気のことを全く考慮しなければ。

それで、エビとカニはタンパク質の塊なので猫の食事としては向いてるんですが、欠点としては高タンパクで低脂肪なところです。

ダイエットするなら最高やんって感じなんですけど、今の結にゃんは低脂肪にしたくないんですよね。食べる量が少ないのでエネルギー源として脂質をとりたいんです。

それで、どうしてるかと言うと油で炒めてます!

油はサラダ油でもオリーブオイルでもアマニでもいいんです。

そうすれば、火を通せる上に必要な栄養素を補えます。

油の量は多すぎないように常識の範囲内であれば大丈夫です。

手作り食を作ってる方に内容を聞いてみるとたいがいササミを茹でてお野菜と米とスープにしたりしててかなり脂質が足りていない…

脂質は悪だと思われがちですが、皮膚や被毛の健康維持には必要不可欠な栄養素です!エネルギー源にもなります!

この裏技は仕事で世界的なフードメーカーのヒルズの獣医師の方と話したときに聞きました😌

私は自分の食事すら自炊しないズボラなので、ペットの食事を手作りすることなんて一生ないと思ってましたが、今回役に立っています(笑)

普段から手作り食をされているすごい方や、私のように訳あって手作り食を作られている方は参考にしてください😌

ただ、体に合う合わないがありますのであくまでも自己責任でお願いします!

ほぼ横ばいの日々【2019.6.5〜6.16】

初期の頃は変化がめっちゃあったので小刻みに書いてましたが、最近はあまり大きな変化がないのでざっくり報告したいと思います!

めんどくさくなってるわけではありませんよ(笑)

6/5以降は調子が良かったのでまず、ステロイドを朝1錠、夜0.5錠にしてみたりしてましたが、ちょっと知覚過敏の症状が増えて来たのと、やっぱり食欲が落ちるので今日から朝晩1錠ずつに戻しました。

謎の下痢が3日前から始まっていて、何が原因かわかりませんが、もしかしたら腸管の肉芽腫ができてるかもしれないので、ステロイドを朝晩1錠ずつにすることで抑制できればいいなと思っています。

食べ物はクリスピーキッスとちゅーるは食べるけどだんだん量が少なくなって来てます。

カニの缶詰は結構よく食べるので高くても買ってあげてますが、下痢の原因これかもしれませんね(笑)

f:id:cestgenant22:20190617010732j:plain

でもやっぱり美味しいものを食べて欲しいのでやめる気はありません🙄

自宅注射も投薬も日に日に嫌がり度が増して行ってます…

拷問してるみたいで心が痛いんですよね…

全部やめたいけどステロイドだけはやめれんわなぁ…

久々にくりくりお目々で朝起こしに来たゆいにゃん💕

f:id:cestgenant22:20190617010813j:plain

インターフェロン注射2回目【2019.6.4】

前にインターフェロンを打ってから1週間ぐらい経ったので家の近くの病院で2回目のインターフェロンを打ちに行きました。

子猫の時にFVR(ネコカゼ)で点眼を無理やりしていたせいか、点眼がめちゃくちゃ苦手な結はん。

ぶどう膜炎で以前出してもらった点眼が全然できてなくて、ステロイドの眼軟膏に変えてもらえないか相談したところすんなり処方してくれました。ありがたや。

本当は点眼のほうが眼の奥に浸透しやすいからいいんですけどね。ストレスでFIPがひどくなったら元も子もないのでここは妥協します。

ステロイドも1日2回の量で処方してもらいました。

そして、この2回目のインターフェロンの後から、急にめちゃくちゃ元気になった結はん!

朝も前みたいに起こしにくるようになったし、家の中を少しウロウロするようになりました。

やっぱりちょっと効いてる感じがするので、もう少し頻繁に打ちます。

ただ、食欲は右肩下がりで消化器サポートのドライはこの頃からついに食べなくなりました。

食べるのはちゅーる(エビカニ系のみ)モンプチのクリスピーキッス、たまにささみとかチーズのおやつ、えびとカニに火を通した物ぐらい。

次の一手を考えないといけなくなった私は、食欲低下と貧血の子によく処方していた「ペットチニック」を楽天で注文。

【ペットチニック】【30mL】貧血時や若齢期、成長期、病後の栄養補給に。

価格:1,179円
(2019/6/15 00:29時点)
感想(34件)

鉄や亜鉛などのミネラルとビタミンが入ったサプリメントです。体の元気を保つには本当に亜鉛って大事ですしね。

次の日に届いたのでさっそく1ml投与してみましたが、投与した瞬間見てて辛くなるぐらいのえずき…

患者さんに処方した時はみんなわりと喜んで飲むって言ってたのに!?聞いてた話と違うよ!?

と思い、1回自分でちょっと舐めてみたらびっくりゲロまずい🤮

指先にちょっと付いたやつを舐めるだけでまずいってわかるぐらいのまずさ!

これは絶対無理だ。というか私がこの子にこれを飲ませるメンタルが備わっていない。

人間のでもいいから錠剤のやつにしよう。と思って調べてたら動物用の「ヘモテクト」という錠剤のサプリメントがありました!

【ヘモテクト】60粒【MeijiSeikaファルマ】ペティエンスメディカル(旧PEヘモテクト)

価格:3,149円
(2019/6/15 00:33時点)
感想(46件)

そんなわけで今はそれをステロイドと抗生剤と一緒に投薬しています。

以前にも書きましたが、私は強制給餌をする選択肢はないのでサプリメントで1番大事そうな栄養は補給し、食べ物は自分の好きなものを食べればいいと思っています。

全然カロリー数は足りてないけど、とにかく色々なものを用意して食べてくれる物を探しています!

f:id:cestgenant22:20190615003637j:plain

セカンドオピニオン決行【2019.6.3】

FIPの猫ってもっとガクッと体調悪くなっていくイメージやったけど、結はんは体調悪くなるどころか良くなってないか?

と思い始めた私。現実逃避かもしれないけれど、違う病気の可能性を考えて後々モヤモヤするのが嫌だったのでこのタイミングで他の病院に行くことを決意。

私が働いている系列の病院で1番近いところ(車で30分ぐらい)へ行くことにしました。

↑を決めたのが6/1

 

そして事件は6/2に起きました。

その日の朝はいつもよりちょっと元気が無くてぼけっとしてるなーという感じでした。

お昼まではそばで様子を見ていたのですが、13時ごろに結はんの食べそうな新たなご飯を買いに行こうと思い外出。

ついでに自分の食材とかも買って16時ごろ帰宅。

部屋に入ると結はんがいつも通りベットで寝てたので、触りに行くと異常な身体の熱さ!

そして身体が強張っている!急いで抱き上げて身体に保冷剤を当てようとしたところ失禁。。。

「これは死ぬかもしれん…」

と思いながら、とりあえず神経症状を抑えるためにプレドニゾロンを一錠投薬し一緒に水を5ml飲ませました。内服は即効性がないので間に合うかわからんけど一応。

しばらく保冷剤で身体を冷やしていると少し楽になったのか動き始めました!そこですかさず水分補給のちゅーるを与えると食べてくれたので一安心(´;ω;`)

そして2、3時間眠った後元どおりになりました。

 

この事件があってから、ステロイドは1日1錠では足りなくなっているということがわかり、ステロイドを1日2錠に。朝晩一錠づつで血中濃度を保たせるようにしました。

この神経症状の出方はFIPっぽくなってきたなぁ…と再認識し、明日セカンドオピニオンいるかな?と一瞬思いましたが、やっぱり悔いは残したくないので行くことにしました。

 

そして6/3

セカンドオピニオンで訪れた病院の獣医師にもざっと昨日までの出来事を話し、やっぱり話聞くだけでもFIPっぽいですけどね…と言われ(笑)

私はIMHA(免疫介在性溶血性貧血)などの自己免疫疾患を100%否定できないと思っていたので、可能性はかなり少ないけど院内でできる範囲で検査をお願いしました。

さらに、FIPの病態が進行していないか見るためにエコーをみてもらいました。

結果:やっぱどう考えてもFIPでした(笑)

 

①貧血が前回の検査から全く進んでいない。

②腎臓に肉芽腫発生する

③白血球上昇 かなしみー(´-`)

でも嬉しいことも!ビリルビンが下がってました!

なので、もしかしたらちょっとインターフェロンが効いてるのかも!?と。

インターフェロンの可能性にかけるならもう少し頻繁に投与してもいいかもしれませんねー。自宅で注射できるでしょうから注射薬と注射グッズ渡しましょうか?」と提案していただきました。

たしかに自宅注射なら通院のストレスもかからないから、もう少し積極的に打ってもいいなって思いつつ、でも家の近くで行ってる病院で1バイアル買っちゃってるしなー。

結局それが無くなり次第自宅注射に切り替えることにしました。

ステロイドは今の2倍の量までは最悪増やせる(つまり1日4錠)から、出来るだけ減らした方がいいけど絶対1錠に戻そうとは思わなくていいかもね。

と言われたので、自分で様子を見ながら調整することにしました。

 

ちなみに食事ですが、この頃には消化器サポートのドライを1日の必要量の半分ぐらいしか食べなくなっており、ちゅーるとさんまやかつおなどの魚に火を通したものを食べていました。

ドライを食べる量が少なくなると栄養素が偏るので、まったく食べなくなったら何か考えないとなーと思っておりました。

f:id:cestgenant22:20190611134130j:plain

再診とインターフェロンの注射開始【2019.5.29】

検査結果の電話があった次の日に再診に行きました。

ちょうど薬も少なくなってきたので薬の追加と、治療方針の話を…

今回は前回と違う若い先生でした(前の先生も若く見えたけど)

体重は3.1キロでやや増加してますが(前回3.06キロ)、おそらくほぼ横ばい。

とりあえず今の症状とご飯を食べてることを伝えて、眼圧を測ってもらいました。

やっぱり眼圧は下がってます…この日の時点では眼底の出血などはありませんでしたが、白濁と流涙が見られるのでおそらくぶどう膜炎の始まりかけかと…という結果でした。

とりあえず非ステロイドの消炎点眼を処方されることに。

FIPの治療については

ステロイドを続けて行くしかないですねぇ…」

という感じの雰囲気だったので、キムタクばりの「ちょ、待てよ」という勢いでインターフェロンの話を持ち出しました(笑)

「効くか効かないか現時点で何とも言えないのはわかっちゃいるけどとりあえず使いたい」

と希望してこの日から注射を始めました。

2日に1回から始めるのがマニュアル通りですが、結はんのストレスのことも考えるとそこまで積極的になれず…

行けるときに行きますという感じにしておきました。

あと、1日1回の抗生剤があることを知っているので、投薬するストレスを考えて、1日1回のやつにしてもらいました。

何種類かあるんですが、こちらではビクタスが処方されました。

そんなわけで

ステロイドは1日1回で変わりなく、

抗生剤は1日1回になり

ステロイドの消炎点眼が追加されました。

f:id:cestgenant22:20190610001613j:plain